独身リーマン&猫一匹




モニカ・セレシュの思い出 :: 2013/06/06(Thu)

全仏オープンを楽しんでいる今日この頃。
寝不足続きでブログが滞ってしまった。

会社の方は相変わらずストレスが多いし、
株は買った直後から前回のリーマンショック時の
デジャヴのような大暴落(含み損数十万)を続けているけれど、
夜は濃厚なココアを飲みながら、こうして全仏を楽しめる。
カムイやレーさんも変わらず元気。それなりに幸せではなかろうか。


さて、テニス話で恐縮だが語らせてもらおう。

昔、モニカ・セレシュという選手がいて、
おいらは彼女の大大大ファンだったんだけども、
この全仏オープンでは特に強さを発揮して、
初出場(確か15歳くらい)でいきなりベスト4まで進み、
その時こそ当時の女王シュテフィ・グラフの軍門に下ったものの、
翌年からは3年連続で優勝という偉業を達成!
うち2年はグラフを決勝で下してのものだけに価値も高い。

当時のグラフといったら本当に無敵の不沈艦。
俺はグラフに女王の座を引きずり下ろされた
前女王マルチナ・ナブラチロワのファンでもあったので、
大舞台でナブラチロワがグラフに負け続けるのが悔しいの何のって。

そこへ彗星のごとく現れたのがセレシュなのだが、
初めのうちはナブラチロワを負かす憎っくきグラフを、
単に誰でもいいから負かしてくれ~ってな感じで応援していたのだが、
次第にセレシュのプレー自体が好きになってきて、
最終的には放映される全ての試合をビデオに収めるほどのファンとなり、
試合を見る時には緊張で震えてしまうほど応援してた。


さてグラフに話を戻すと、彼女は1988年、
全豪・全仏・全英・全米の4つのグランドスラムに、
オリンピックの金メダルまで獲得して
未だかつて誰ひとりとして成し遂げることのできていない
ゴールデンスラムの称号を勝ち得た。

その頃には、前女王ナブラチロワは大ベテランの域に達し
もはや若いグラフに対抗しうる存在ではなくなり、
対抗馬的存在だったガブリエラ・サバティーニも
大舞台では全くグラフに歯が立たない状況。

これから何年グラフの絶対政権が続くのか…と、
彼女の一人勝ち状態に少々退屈を覚え始めていたその翌年(1989年)、
セレシュというもうひとりの才女が現れたのだ。

それまではグラフの武器であるフォアハンドの前に、
誰ひとり太刀打ちすることができず、ただひれ伏すのみだったが、
セレシュはフォアもバックも両手打ちという特殊なフォームから
全てのボールを強打するというパワーテニスでグラフのフォアに対抗。

さらに、本来は強打とは比例しあわないはずの
ミスのない安定感と最強のメンタルの強さを武器に
あっという間にグラフから1位の座を奪い去ってしまった。


その後はセレシュ(1位)グラフ(2位)の二大女王政権が続きながらも、
大舞台(グランドスラム)ではセレシュの強さが目立ち、
前述の通り全仏オープンでは3連覇を成し遂げた。

そして、女子では史上初となる4連覇の偉業に臨もうと思ったその年の4月、
全仏オープンのの前哨戦となる大会で、
「このままではグラフが1位に返り咲けない」と思ったグラフのファンが、
試合の休憩中に背後からセレシュに忍び寄り
ナイフで背中を殺傷するという事件が起こってしまった。

当然セレシュの4連覇の夢は潰え、代わりにグラフが全仏を優勝。
セレシュのいなくなったテニス界にグラフの敵はおらず、
再びランキングでも1位に返り咲くという
愚かなグラフファンが願った通りのシナリオが実現してしまった。
(セレシュはその後、2年以上のリハビリを経て
 テニス界に復帰するも以前ほどの圧倒的な強さは蘇らず、
 全仏でも二度と優勝することはできなかった)


…とまぁ全仏を迎えると
いまだにセレシュのことを思い出してしまい、
思わず長語りをしてしまったのだけど、
ふと振り返ればもうあれから20年以上…
時の経つの早すぎやろ。。。そして随分長くテニスを見てきたなぁと。

今はセレシュほど愛したプレイヤーはいないけど、
その分気楽に見られるのがよろし。
好きな選手だと思いがこもり過ぎて、本当にドキドキしてしまうから。

今は自分のプレーの参考にもしながら楽しみながら見てる。
さ、これからジョコビッチが始まる。1時まで見よっと。




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カムイは毛づくろい中♪




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セレシュに興味を持った方は77円で中古でもどうぞ(笑)
人間としても本当に素晴らしい人です。
俺はこの本にセレシュのサインもらいやした。
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comment

maruoさん
こんちは!
すごく久しぶりのコメントです。

セレシュの事件は酷かったよね。
よくカムバックできたし、復帰後も活躍できたと思う。
また復帰後のセレシュの態度は立派だったなぁ。
ホントに真に尊敬すべき選手だったと思う。

実は俺はグラフのファンだったんだけど、あの事件は
セレシュとグラフ両方に心の傷も残してしまったよね。
あんな忌まわしいことは二度と起こってほしくない。

ちなみに俺はバックハンドを片手で打つ選手が好きなんだよね。
今だったらフェデラー。
少し前なら引退したエナン。
片手でスパーンと振りぬいたエースかっこいいです。笑

maruoさんは覚えてないかもしれませんが、俺は以前何度か
やり取りさせて頂いた者です。
アビシニアンとロシアンブルー飼ってるって!
残念ながアビシニアンは3年前に糖尿病で亡くなりました。
今はロシアンブルーのみです。
今度はまたネコ話でコメントしますね。

いつもブログは拝見しています。
色々あって大変だと思います。
気持ちだけは応援してます。
どうか頑張って下さい。
  1. 2013/06/06(Thu) 15:17:53 |
  2. URL |
  3. 慎之介 #Pz.4zlCQ
  4. [ 編集 ]

>慎之介さん

こんばんは。
覚えてますよ。何度かメールくれましたよね。
アビシニアンが亡くなったことも聞きましたが、
もう3年も経ちますか…。

セレシュの事件はテニス界最大の汚点ですね。
でもある意味グラフも被害者だった。
グラフとセレシュの二大女王の戦いを
あのあと何年も何年も見ていたかった。

でも、事件のあとのセレシュは人間として成長し、
それまでにない魅力を身につけたのもまた事実。
あのひたむきな姿勢が大好きでしたよ。

グラフも強すぎて嫌いだったという感じで、
テニス界の至宝であることに違いないですね。
いま、セレナ・ウイリアムス強いしすごいけど、
グラフほどの絶対女王と感じた選手は
当時から今まで他にいませんよ。

エナンやフェデラーはかっこいいよね~。
特にエナン。女性で小柄ながらあのスパッと切れる
シングルバックハンド。彼女ももっと見ていたかった。
とても楽しいテニスでした。

ただ、自分がシコラータイプなんで、
今はフェレールが好きなタイプかな。
面白くないテニスとも言われるけど。笑
  1. 2013/06/06(Thu) 22:39:01 |
  2. URL |
  3. maruo #-
  4. [ 編集 ]

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